乳癌を究める
治療 乳腺内分泌化学療法
志賀 千鶴子
1
,
池田 正
1帝京大学 外科
キーワード:
Estrogen Receptors
,
乳房腫瘍
,
分類
,
erbB-2 Receptor
,
ホルモン性抗腫瘍剤
Keyword:
Breast Neoplasms
,
Classification
,
Receptors, Estrogen
,
Antineoplastic Agents, Hormonal
,
Receptor, ErbB-2
pp.729-733
発行日 2012年7月1日
Published Date 2012/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012270904
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乳癌の内分泌化学療法は、進行度と乳癌組織のサブタイプによって、治療反応性や予後を予測し治療方針を決定する。サブタイプは、ホルモン受容体の有無とHER2遺伝子・蛋白の発現によって分類し、luminal A、luminal B、triple negative、HER2過剰発現に分ける。さらに、組織学的グレード、リンパ節転移、脈管侵襲、腫瘍径、増殖能の程度、遠隔転移、組織型などを考慮する。新規治療薬剤など最近の傾向についてまとめた。
©Nankodo Co., Ltd., 2012