進行癌の治療戦略
胸壁・胸郭浸潤乳癌の治療戦略
山城 大泰
1
,
戸井 雅和
1京都大学 乳腺外科
キーワード:
胸部腫瘍
,
腫瘍侵入性
,
Estrogen Receptors
,
乳房腫瘍
,
乳房切除術
,
erbB-2 Receptor
,
アジュバント放射線療法
,
ホルモン性抗腫瘍剤
,
ネオアジュバント療法
,
Trastuzumab
Keyword:
Trastuzumab
,
Breast Neoplasms
,
Mastectomy
,
Neoplasm Invasiveness
,
Receptors, Estrogen
,
Thoracic Neoplasms
,
Antineoplastic Agents, Hormonal
,
Radiotherapy, Adjuvant
,
Receptor, ErbB-2
,
Neoadjuvant Therapy
pp.743-748
発行日 2010年7月1日
Published Date 2010/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2010250162
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胸壁浸潤を伴った進行乳癌では進展の範囲、遠隔転移の有無、腫瘍のsubtype、合併症の有無や年齢などの種々の要因を十分に把握し、治療効果を予測したうえで、薬物療法、手術・放射線治療を含む集学的な治療を計画する必要がある。手術療法は侵襲の大きくなる場合が少なくないので画像診断医や放射線治療医、形成外科医、呼吸器外科医との連携が必要である。
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