乳癌治療の最前線
乳癌ガイドライン
園尾 博司
1
1川崎医科大学 乳腺甲状腺外科
キーワード:
Tamoxifen
,
腫瘍多剤併用療法
,
Estrogen Receptors
,
Progesterone Receptors
,
乳房腫瘍
,
放射線療法
,
erbB-2 Receptor
,
診療ガイドライン
,
センチネルリンパ節生検
,
Trastuzumab
Keyword:
Trastuzumab
,
Antineoplastic Combined Chemotherapy Protocols
,
Breast Neoplasms
,
Receptors, Estrogen
,
Radiotherapy
,
Receptors, Progesterone
,
Tamoxifen
,
Practice Guidelines as Topic
,
Receptor, ErbB-2
,
Sentinel Lymph Node Biopsy
pp.1142-1147
発行日 2009年11月1日
Published Date 2009/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2009362347
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早期の乳癌に対するガイドラインとしてSt.Gallen推奨がわが国でもっとも多く用いられているが、本年大幅に改正された。今回のSt.Gallen推奨2009では従来のリスクカテゴリーが廃止され、ホルモン療法、抗HER2全身療法および化学療法などの全身療法の適応基準が新たに示された。本稿では、St.Gallen推奨2009における改正の要点を述べるとともに、現時点での術前・術後薬物療法および手術療法のコンセンサスについて概説する。
©Nankodo Co., Ltd., 2009