発行日 2002年7月1日
Published Date 2002/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003005146
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
乳癌術後補助化学療法は,CMF療法からアンスラサイクリンを含んだ化学療法へとシフトしつつある.タキサンに関しては有望な薬剤ではあるものの,現時点では術後補助療法としての位置づけは確立されていない.術後補助内分泌療法に関しては,閉経前乳癌においてはGnRHアナログの重要性が認識され,閉経後乳癌においてはアロマターゼ阻害薬がタモキシフェンにかわり,今後,標準的内分泌療法となるものと思われる
©Nankodo Co., Ltd., 2002