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消化管領域 結腸右半切除術
井上 靖浩
1
,
廣 純一郎
,
田中 光司
,
楠 正人
1三重大学 消化管・小児外科
キーワード:
開腹術
,
結腸腫瘍
,
結腸切除
,
腹腔鏡法
,
リンパ節郭清
,
トロカール
Keyword:
Colectomy
,
Colonic Neoplasms
,
Laparotomy
,
Lymph Node Excision
,
Laparoscopy
,
Surgical Instruments
pp.42-46
発行日 2012年1月1日
Published Date 2012/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012100122
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結腸右半切除術は虫垂、盲腸、上行結腸、肝彎曲部付近の横行結腸癌に対し行われる術式であり、最近では腹腔鏡下手術としても普及している。結腸右半切除術における第一助手の役割として、開腹術、腹腔鏡下手術ともに血管走行と膜構造を中心とした局所解剖を十分に理解し、リンパ節郭清を伴う腸管切除が正確に行えるよう視野を展開することがもっとも重要である。
©Nankodo Co., Ltd., 2012