肝胆膵領域における最新の画像診断
最新の膵・胆道癌リンパ節転移診断
池本 哲也
1
,
島田 光生
,
宇都宮 徹
,
居村 暁
,
森根 裕二
,
森 大樹
,
花岡 潤
,
金本 真美
,
三宅 秀則
1徳島大学 外科
キーワード:
リンパ行性転移
,
膵臓腫瘍
,
X線CT
,
胆道腫瘍
,
ROC曲線
,
マルチスライスCT
,
拡散MRI
,
陽電子放射型断層撮影
,
Apparent Diffusion Coefficient
Keyword:
Biliary Tract Neoplasms
,
Lymphatic Metastasis
,
Pancreatic Neoplasms
,
ROC Curve
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Diffusion Magnetic Resonance Imaging
,
Positron-Emission Tomography
,
Multidetector Computed Tomography
pp.165-170
発行日 2011年2月1日
Published Date 2011/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2011113929
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胆道癌における画像診断の最近の進歩に伴い、各種モダリティを組み合わせることにより腫瘍の質的診断が可能になってきた。術前に膵・胆道癌のリンパ節転移診断を正確に行うことは術式決定、根治性にとってもきわめて重要である。Multidetector-row CT(MDCT)を用いたリンパ節診断、MRI拡散強調画像(DWI-MRI)、apparent diffusion coefficient(ADC)値を用いた診断、およびPET-CTなどについて俯瞰し、その後に当科における新たな診断基準について述べる。
©Nankodo Co., Ltd., 2011