手術vs非手術 最新のエビデンスから
乳房温存療法から非手術治療法に向けた課題と展望
中村 清吾
1
1昭和大学 乳腺外科
キーワード:
MRI
,
乳房腫瘍
,
マンモグラフィー
,
EBM
,
センチネルリンパ節生検
,
乳房温存療法
,
焦点式高エネルギー超音波療法
,
凍結凝固
,
ラジオ波焼灼術
Keyword:
Breast Neoplasms
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Mammography
,
Evidence-Based Medicine
,
Sentinel Lymph Node Biopsy
,
High-Intensity Focused Ultrasound Ablation
pp.1521-1527
発行日 2010年12月1日
Published Date 2010/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2011072402
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癌の広がりを正確に把握し、その範囲に存在する癌細胞をなんらかの手段で完全に死滅させることができれば、非手術的治療(ラジオ波焼灼術、冷凍凝固手術、収束超音波手術)にも、乳房温存手術となんらかわりない局所コントロールが期待できるはずである。今後、標準治療として普及させるためには、まず臨床試験として各治療法の妥当性を明らかにする必要がある。
©Nankodo Co., Ltd., 2010