非浸潤性乳管癌(DCIS)の診断と治療
わが国と諸外国におけるDCISの診断と治療の違い
村上 郁
1
,
堀本 義哉
1順天堂大学 乳腺・内分泌外科学
キーワード:
Tamoxifen
,
集団検診
,
乳房腫瘍
,
乳房切除術
,
マンモグラフィー
,
放射線療法
,
アジュバント化学療法
,
非浸潤性腺管内癌
,
センチネルリンパ節生検
,
受診率
Keyword:
Breast Neoplasms
,
Carcinoma, Intraductal, Noninfiltrating
,
Mastectomy
,
Mammography
,
Mass Screening
,
Radiotherapy
,
Tamoxifen
,
Chemotherapy, Adjuvant
,
Sentinel Lymph Node Biopsy
pp.725-729
発行日 2016年7月1日
Published Date 2016/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016259167
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乳癌の診療はほかの臓器と比較し欧米との差が小さい領域と認識されているが,非浸潤性乳管癌(DCIS)の診断・治療に関してはエビデンスの解釈の違いなどを背景に,若干の差が認められる.本稿ではわが国と諸外国でDCISの診断や治療がどの程度一致しているのか,あるいは何が違うのか,ガイドラインの根拠などにも触れつつ現状に着目する.
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