炎症性腸疾患 最近の動向
総論 炎症性腸疾患の疫学
名川 弘一
1
1東京大学 腫瘍外科
キーワード:
Crohn病
,
口内炎-アフタ性
,
肛門疾患
,
消化器外科
,
大腸炎-潰瘍性
,
発生率
,
性別分布
,
年齢分布
Keyword:
Anus Diseases
,
Crohn Disease
,
Colitis, Ulcerative
,
Digestive System Surgical Procedures
,
Stomatitis, Aphthous
,
Incidence
,
Age Distribution
,
Sex Distribution
pp.1497-1505
発行日 2009年12月1日
Published Date 2009/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2010040846
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炎症性腸疾患として、47都道府県より送付されてきた臨床調査個人票(1998年、1999年、2000年)は、潰瘍性大腸炎48255件、Crohn病14643件であった。2000年当時の特定疾患医療受給申請は、3年に1度の更新制度であったため、3年間の新規申請と更新申請を集計することにより、重複のない症例の概数を把握することが可能と考えられる。この臨床調査個人票をもとに潰瘍性大腸炎1例あたり183項目、Crohn病1例あたり200項目の電子化入力作業を行い、この電子化データをもとに記述統計解析を行った。
©Nankodo Co., Ltd., 2009