乳癌治療の最前線
放射線療法の現況と展望 乳房切除後放射線療法
山内 智香子
1
1滋賀県立成人病センター 放射線治療科
キーワード:
リンパ行性転移
,
乳房腫瘍
,
乳房切除術
,
アジュバント放射線療法
,
治療成績
,
ランダム化比較試験
,
メタアナリシス
,
ネオアジュバント療法
Keyword:
Breast Neoplasms
,
Mastectomy
,
Lymphatic Metastasis
,
Meta-Analysis as Topic
,
Randomized Controlled Trials as Topic
,
Treatment Outcome
,
Radiotherapy, Adjuvant
,
Neoadjuvant Therapy
pp.1208-1212
発行日 2009年11月1日
Published Date 2009/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2009362357
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局所進行乳癌に対する乳房切除後例、特に腋窩リンパ節転移陽性例においては、乳房切除後放射線療法(postmastectomy radiation therapy:PMRT)が行われている。従来は鎖骨上窩および胸骨傍リンパ節領域が放射線照射されてきたが、近年では胸壁と鎖骨上窩リンパ節領域への治療が主流である。その適応と実際の治療方法、副作用について概説する。
©Nankodo Co., Ltd., 2009