消化器外科領域におけるoncologic emergency
小腸腫瘍 小腸腫瘍による出血・閉塞
長濱 正吉
1
,
狩俣 弘幸
,
下地 英明
,
西巻 正
1琉球大学 病態消化器外科
キーワード:
消化管出血
,
腺癌
,
腸閉塞
,
平滑筋肉腫
,
リンパ腫
,
内視鏡的止血
,
小腸腫瘍
,
小腸内視鏡法
Keyword:
Adenocarcinoma
,
Gastrointestinal Hemorrhage
,
Leiomyosarcoma
,
Intestinal Obstruction
,
Lymphoma
,
Hemostasis, Endoscopic
pp.704-707
発行日 2009年7月1日
Published Date 2009/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2009246569
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小腸腫瘍は胃や大腸の腫瘍と比較してまれな疾患であるが、近年はカプセル内視鏡やダブルバルーン内視鏡の登場で内視鏡診断が可能になってきた。しかし、現時点でカプセル内視鏡やダブルバルーン内視鏡は限られた施設でのみ施行可能であり、依然として下血や腸閉塞の状態で診断される小腸腫瘍が存在するのが現状である。今回われわれは自験例の小腸腫瘍による出血・閉塞例をレヴューし、今後の診断・治療法のストラテジーを検討した。
©Nankodo Co., Ltd., 2009