骨盤臓器脱・直腸脱に対する手術
骨盤臓器脱 骨盤臓器脱に対するTVM(tension-free vaginal mesh)手術
三好 みどり
1
,
高橋 悟
1日本大学 泌尿器科学系泌尿器科学分野
キーワード:
医学用イラストレーション
,
外科用メッシュ
,
子宮脱
,
生活の質
,
治療成績
,
尿道下スリング
Keyword:
Medical Illustration
,
Quality of Life
,
Surgical Mesh
,
Uterine Prolapse
,
Treatment Outcome
,
Suburethral Slings
pp.1487-1493
発行日 2008年12月1日
Published Date 2008/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2009025774
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非吸収性プロリーンメッシュを用いた骨盤臓器脱手術(tension-free vaginal mesh:TVM)法は、2000年に発足したフランスのthe TVM groupにより開発された。筋膜や靱帯を利用した従来の手術法と比較して再発率が低く、低侵襲な特徴を有する。われわれの施設ではこれまでに250例を超えるTVM手術を施行している。本稿では、当科におけるTVM手術の実際を中心に、その現状と課題について概説した。
©Nankodo Co., Ltd., 2008