Surgical site infection(SSI)と創傷治癒
Surgical site infection(SSI) 周術期における抗菌薬投与
石川 周
1
,
水野 勇
,
石田 理子
1高浜市立病院 外科
キーワード:
Ampicillin
,
Cefazolin
,
Piperacillin
,
抗感染剤
,
手術創感染
,
投薬計画
,
薬物抵抗性
,
予防的抗菌剤投与
,
周術期管理
,
Linezolid
Keyword:
Linezolid
,
Ampicillin
,
Anti-Infective Agents
,
Cefazolin
,
Drug Administration Schedule
,
Drug Resistance
,
Piperacillin
,
Surgical Wound Infection
,
Antibiotic Prophylaxis
,
Perioperative Care
pp.277-282
発行日 2008年3月1日
Published Date 2008/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2008126298
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Surgical site infection(SSI)予防として抗菌薬投与は万能ではなく、耐性菌増加や医療経済などの問題から、本邦においても見直しがされている。手術術式(手術野汚染状況、手術の内容)や症例の危険因子の有無などによりSSI発生率は異なり、適切な抗菌薬投与(薬剤選択、投与量と投与開始時期、投与方法、投与期間など)を行う必要がある。そのためにはSSIサーベイランス、PK/PD理論を考慮した抗菌薬の投与方法、比較試験による評価などの積み重ねが必要である。
©Nankodo Co., Ltd., 2008