特集 整形外科周術期感染の予防と対策
手術部位感染(SSI)サーベイランス
大野 久美子
1
,
山田 浩司
1東京大学医科学研究所附属病院 関節外科
キーワード:
疾病の発生
,
手術創感染
,
集団サーベイランス
,
整形外科
,
退院
,
アメリカ疾病管理センター
,
視診
Keyword:
Centers for Disease Control and Prevention, U.S.
,
Disease Outbreaks
,
Patient Discharge
,
Population Surveillance
,
Surgical Wound Infection
,
Orthopedic Procedures
pp.377-382
発行日 2018年4月19日
Published Date 2018/4/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018191105
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手術部位感染(surgical site infection;SSI)サーベイランスは、統一された定義で行われることが望ましい。最も普及しているのがアメリカ疾病予防管理センター(Center for Disease Control andPrevention;CDC)の推奨する定義である。本稿では、整形外科手術領域のSSIサーベイランスを行ううえで推奨されるSSIの定義、追跡期間、診断法を提示し、さらに退院後調査の必要性とサーベイランスを行うことの有用性について概説する。
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