感染症対策update-ひろげない,ふやさない,もらわない 病原体をひろげないための方策
サーベイランスの実際と効果
森兼 啓太
1
1山形大学医学部附属病院 検査部・感染制御部
キーワード:
院内感染
,
疾病の発生
,
手術創感染
,
集団サーベイランス
,
尿路感染症
,
肺炎
,
感染予防管理
,
リスク評価
Keyword:
Cross Infection
,
Disease Outbreaks
,
Pneumonia
,
Population Surveillance
,
Surgical Wound Infection
,
Urinary Tract Infections
,
Infection Control
,
Risk Assessment
pp.897-901
発行日 2016年11月1日
Published Date 2016/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2017009428
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サーベイランスは感染症の発生を監視するだけでなく,対策につなげ,感染症を減少させる活動である.代表的な病態である肺炎・手術部位感染・血流感染・尿路感染がその主な対象である.手法はすでにシステムとして確立しており,それを活用するのが実際的である.さまざまな形によってサーベイランスが義務化・強く推奨されるようになってきている.
©Nankodo Co., Ltd., 2016