外科領域における各種メュシュ(人工繊維布)・フィルムの応用
吸収性人工繊維布の応用 a)肺・気管支手術
森川 利昭
1
1東京慈恵会医科大学 呼吸器外科
キーワード:
胸腔鏡法
,
外科用メッシュ
,
肺切除
,
Fibrin Tissue Adhesive
,
吸収性インプラント
,
Tachocomb
Keyword:
Pneumonectomy
,
Surgical Mesh
,
Thoracoscopy
,
Fibrin Tissue Adhesive
,
Absorbable Implants
,
Tachocomb
pp.1150-1153
発行日 2007年10月1日
Published Date 2007/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007346118
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呼吸器外科領域において、吸収性繊維布は肺切除断端閉鎖の目的で多くはフィブリン糊との併用で用いられ、優れた成績を示している。本法はわが国で開発され広く普及している。操作は比較的簡便であり、従来の開胸手術の他、胸腔鏡手術でも用いられ、通常の肺の他、気腫肺、脳外科や心臓血管外科領域にも応用されている。
©Nankodo Co., Ltd., 2007