鏡視下手術におけるcontroversy 積極的な立場vs慎重な立場
肝癌に対する肝切除術 積極的な立場
新田 浩幸
1
,
佐々木 章
,
若林 剛
1岩手医科大学 外科
キーワード:
肝細胞癌
,
肝切除
,
腹腔鏡法
,
治療成績
Keyword:
Hepatectomy
,
Carcinoma, Hepatocellular
,
Laparoscopy
,
Treatment Outcome
pp.663-666
発行日 2007年6月1日
Published Date 2007/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007243111
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腹腔鏡(補助)下肝切除術は、まだ普及するにはいたっていない。しかし、開腹手術と比較して腹腔鏡下での肝切除は明らかに体壁の破壊が少なく、患者の肉体的負担を軽減する術式である。開腹肝切除術との相違点とその対策を理解し、適応症例に対し安全かつ確実に行うことが重要であるが、今後の普及が期待される有用な術式と考えている。
©Nankodo Co., Ltd., 2007