発行日 2002年9月1日
Published Date 2002/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003054999
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著者等は1994年より腹腔鏡(補助)下肝切除術を29例施行しており,短期成績では術後在院日数の短縮が,長期予後では従来の開腹例と同等の予後が得られている.近年では先行小切開,Pringle法の実施といった工夫により,出血のリスクも更に軽減し,特に系統的肝外側区域切除はおける肝硬変合併肝癌に対する標準術式となっている.又,外側区域に限局する胆管細胞癌に対してもリンパ節郭清を含めた低侵襲手術として新たな治療法となりうると考えられる
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