腫瘍の術前・術中診断と術式選択
食道癌の術前診断と術式選択
桑野 博行
1
,
宗田 真
,
加藤 広行
1群馬大学 大学院病態総合外科学(第一外科)
キーワード:
医学用イラストレーション
,
胃切除
,
MRI
,
食道鏡法
,
食道形成術
,
食道腫瘍
,
食道切除
,
術前診断
,
X線CT
,
リンパ節郭清
,
診療ガイドライン
,
内視鏡的粘膜切除術
,
放射線化学療法
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Esophageal Neoplasms
,
Esophagoplasty
,
Esophagoscopy
,
Gastrectomy
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Medical Illustration
,
Lymph Node Excision
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Practice Guidelines as Topic
,
Esophagectomy
,
Chemoradiotherapy
pp.125-131
発行日 2007年2月1日
Published Date 2007/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007136141
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食道癌手術は消化器癌手術の中でも手術侵襲がもっとも大きいものの一つである。そのため術前診断は進行度診断のみに限らず、重複癌の検索や全身状態の評価も必要である。食道癌のおもな治療は内視鏡的粘膜切除術、手術療法、放射線療法、化学療法などが通常行われており、食道癌治療ガイドラインによれば壁深達度およびリンパ節転移によりその治療方法の選択が行われている。本稿では、食道癌の術前診断と術式選択およびガイドラインに基づいた各占居部位別治療方針について概説する。
©Nankodo Co., Ltd., 2007