発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005152608
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食道sm癌のリンパ節転移率は50~60%と高率であり,約1/3の症例で反回神経周囲リンパ節に転移を認める.また術前リンパ節転移診断の正診率はいまだ満足すべき水準になく,現時点における標準治療法は手術療法である.根治が大いに期待できる食道sm癌であるからこそ手術のクオリティコントロールを厳格に行わなければならない.一方,放射線化学療法の進歩に対しても真摯にこれを受け入れ,新たな臨床試験の結果も積極的に評価していかなければならない
©Nankodo Co., Ltd., 2005