発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006136472
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1998~2004年の3領域リンパ節郭清手術を行った364例の予後解析の結果からは,手術によるリンパ節郭清効果は転移個数が5個以下の症例で効果的であったが,6個以上の症例では手術のみで根治性を向上させることは困難であった.食道癌の治療成績の大幅な向上のためには手術や放射線治療などの局所治療法のクオリティコントロールと同時に,新たな化学療法や分子標的治療法などのシステミックコントロールの開発が不可欠である
©Nankodo Co., Ltd., 2006