発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004309292
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長期にわたるステロイド治療を受けている潰瘍性大腸炎(UC)患者の周術期管理では,とくにステロイドカバーが重要で,減量計画を誤ると急性副腎不全を生じてしまう.また,Crohn病(CD)では,再手術率を低下させるために術前から病態を十分に検討し,切除範囲を決定するとともに,内科医と協力して術後の薬物療法,栄養療法の計画を立てる必要がある.そこで,炎症性腸疾患患者に必要な術前検査,術後管理,および術後合併症対策について概説した
©Nankodo Co., Ltd., 2004