発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004309287
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
潰瘍性大腸炎とCrohn病では,その腸管局所の病態において免疫機構の破綻が重要な役割を果たしている.Crohn病においては腸管内細菌抗原,および単球・マクロファージやTh1型免疫反応の異常が,潰瘍性大腸炎では腸管の上皮細胞やT細胞,B細胞の機能異常などが近年明らかとされてきている.現在,これらの免疫異常に対して新しい治療も開発され,今後のさらなる検討が期待されている
©Nankodo Co., Ltd., 2004