腫瘍の術前・術中診断と術式選択
乳癌の術前診断と術式選択
玉木 康博
1
,
矢野 健二
,
野口 眞三郎
1大阪大学医学部附属病院 乳腺外科
キーワード:
細胞診
,
MRI
,
術前診断
,
乳房形成術
,
乳房腫瘍
,
乳房切除術
,
三次元イメージング
,
マルチスライスCT
Keyword:
Breast Neoplasms
,
Cytodiagnosis
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Mastectomy
,
Mammaplasty
,
Imaging, Three-Dimensional
,
Multidetector Computed Tomography
pp.192-199
発行日 2007年2月1日
Published Date 2007/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007136151
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CTやMRIといった3次元の画像診断が日常診療に導入され、乳癌の広がりに関する術前診断は飛躍的に進歩した。一方で、乳癌に対する手術は1期的乳房再建が行われるようになって、skin-sparing mastectomyやnipple-sparing mastecomyなどそのバリエーションが大きく広がってきた。今後は画一的な手術ではなく、術前診断に基づいて症例ごとに手術の適応を決めていく必要がある。
©Nankodo Co., Ltd., 2007