発行日 2003年10月1日
Published Date 2003/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004096667
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食道ステントは,外科的切除不能と診断された進行食道癌において経口摂取を目的として行われてきた.進行食道癌に伴う気道狭窄に対しても気道ステント留置が行われる.IVRや,放射線化学療法の進歩に伴い,食道疾患に対するステントの適応範囲も拡大しつつある.新しい方向性として,難治性良性狭窄に対する食道ステントと,大動脈浸潤を伴う食道癌に対する大動脈ステントについても解説した
©Nankodo Co., Ltd., 2003