発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004013572
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癌に対する免疫療法,特に養子免疫療法は,分子生物学的な進歩に伴って研究が急速にすすめられるようになった.この養子免疫療法にはLAK療法,CTL療法,TIL療法,DC療法があるが,高山らは肝癌216切除例において免疫群(術後5回の自己活性化Tリンパ球の投与)と対照群のランダム化比較試験を行った.その結果,無再発生存は免疫群が対照群に比べ有意に良好で(p=0.008),養子免疫療法により肝癌の術後再発を抑制できる事実が証明された
©Nankodo Co., Ltd., 2003