発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004013573
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肝細胞癌は根治治療後も二次発癌率が極めて高く,このことが予後を規定する大きな要因となっている.そうした中で,著者等は,肝発癌を予防する目的で合成レチノイドの開発にとりくんでおり,良好な臨床成績を得ている.その機序として,硬変肝に潜在する癌を消去するclonal deletionの概念を提唱している.再発肝癌の特異な発癌様域について概説またレチノイドを用いた肝発癌予防について述べた
©Nankodo Co., Ltd., 2003