発行日 2003年6月1日
Published Date 2003/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003304834
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胃癌の術後化学療法には長い歴史があり,様々な方法で検討されてきた.しかし,同一のStage,一定の術式による大規模なrandomized controlled studyの結果が少ないために,エビデンスをもって遂行されていないのが現状である.胃癌治療ガイドラインでは臨床研究の一つに分類されており,日常診療の治療には盛りこまれていない.以上の背景から,今後は早急に術後化学療法の確立に向け大規模臨床試験の施行が望まれる
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