発行日 2002年12月1日
Published Date 2002/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003141057
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肝切除術後抗生剤投与の有効性を知る目的で,肝切除術を行い術後抗生剤を投与した82例(A群)と非投与81例(B群)を対象に,感染症発生率とを無作為化比較試験により検討した.その結果,感染発生率に有意差を認めなかったが,感染徴候発生率はA群がB群より有意に低かった.以上より,肝切除後抗生剤投与は感染徴候の発生を押さえるために有効であると考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2002