発行日 2002年12月1日
Published Date 2002/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003141058
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食道癌切除後の管理の基本方針は早期抜管・早期離床であり,おのずと術中からドライサイドの管理となっている.術後の循環動態に影響を与える因子の中で,最も着目しているのが胸管切離の有無である.術後管理は周術期管理の一要素であって,術前より個々の症例で全身状態を把握しておくことが周術期管理において最も肝要なことである.著者等施設における食道切除術後の管理全体について,その基本的な考え方を輸液及び薬物療法を中心に述べた
©Nankodo Co., Ltd., 2002