発行日 2002年3月1日
Published Date 2002/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002224820
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難治癌である膵癌に対する外科切除術は,治療法としてほぼ完成しているが,治療成績は向上していない.膵癌外科治療の問題点を基に,治療成績向上のための戦略について述べた.遺伝子治療を含む分子標的治療の道を模索すると共に,臨床的には小膵癌の発見に努め,更に病期診断,手術適応を厳密に行い,外科治療全体の成績の底上げを目指すことが当面の課題であると考えられた
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