発行日 2002年3月1日
Published Date 2002/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002223100
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
食道癌における遺伝子研究と外科について著者等の取り組みについて紹介した.微小転移の検出はsentinel node navigationの概念の広まりと共に臨床家に少しずつ受け入れられつつあるが,その他の遺伝子研究の臨床応用はp53の遺伝子治療以外殆どなされていない.学会などでは遺伝子解析の発表には関係者以外の参加が殆ど認められていないのが現状である.今後は,研究のための遺伝子研究に終わらないために臨床家に信頼される結果を出していくことが必要だと考えられる
©Nankodo Co., Ltd., 2002