発行日 2002年3月1日
Published Date 2002/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002214344
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胃癌はその形質発現により,胃型,腸型,胃腸混合型形質癌に分類が可能で,各々20%,20%,60%の頻度に認められる.この形質発現と胃癌の組織型は相関があり,胃癌の発生初期は分化型腺癌であるが,胃型形質をゆうした腺癌が,未分化型腺癌に移行する.また腸型形質の分化型腺癌は組織型の変化をきたす頻度は低い.今後は,胃癌は形質別に個別化し,遺伝子変異或いは悪性度の関係などを検討する必要がある
©Nankodo Co., Ltd., 2002