発行日 2002年3月1日
Published Date 2002/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002231167
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肺癌が難治癌である要因として,診断時7~8割は進行癌であり,多くは化学療法に反応しない.近年,肺癌発症と増殖,浸潤,転移に関わる分子機構が明らかになり,それらが格好の分子標的として創薬が飛躍的に進んでいる.欧米における分子標的治療薬の開発状況と,難治性非小細胞肺癌に対する治療戦略として,EGFレセプター阻害薬,血管新生阻害薬,MMP阻害薬などを取り上げ,最新の成果について報告した
©Nankodo Co., Ltd., 2002