発行日 2002年3月1日
Published Date 2002/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002224819
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
各種画像診断の進歩により,小膵癌の診断は専門医の精査によって可能となってきている.しかしながら,拾い上げが難しく,何らかのhigh risk groupの設定やスクリーニング法の確立が必要である.現段階では,血清膵酵素の上昇,USでの間接所見の拾い上げが重要であり,常に膵癌を念頭に置き,MRCP,EUS,ERCPを積極的に施行していくべきである.又,ts1膵癌・上皮内癌の全国的な規模での画像解析・病理学的解析を行うことが必要であり,専門機関,専門医の育成も重要な課題である
©Nankodo Co., Ltd., 2002