発行日 2001年8月1日
Published Date 2001/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002029462
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1991年から8年間に治療した鈍的外傷性肝損傷6症例を対象に臨床的問題点を検討した.全例ショックに陥って折,1例は緊急血管造影検査を積極的に施行していなかった頃の症例で,volume replacementによりショックの改善が望めず開腹手術となった.又,消化管穿孔を伴った2例と,画像所見で下大静脈損傷を否定しきれなかった1例にも開腹手術を施行した.特殊な状況下にあった症例,非侵襲的治療が可能であった症例は各々1例であった
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