発行日 2014年2月1日
Published Date 2014/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2014188478
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症例は33歳男性で、心雑音、意識消失発作を主訴に、胸部造影CTにて大動脈縮窄症と診断し、左肋骨下動脈-胸部下行大動脈バイパス術を施行した。術後の循環動態は安定していたが、術後4日目に乳び胸を発症し、食事療法を開始するも排液が持続した。術後25日目よりoctreotide acetateを投与したところ乳び胸は改善し、術後40日目に軽快退院となった。
©Nankodo Co., Ltd., 2014