発行日 2011年1月1日
Published Date 2011/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2011087770
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重症筋無力症(MG)に対する治療の最近の動向を概説した。MGに対する術式は単純胸腺摘出術、拡大胸腺摘出術、極大胸腺摘出術に大別される。近年は、胸腔鏡下の内視鏡的胸腺摘出術、更にはロボット手術も行われている。薬物治療には、抗コリンエステラーゼ薬、ステロイド、免疫抑制薬が用いられるほか、リンパ球に対する分子標的療法、免疫グロブリン大量療法が行われている。また、血漿交換療法や免疫吸着療法の報告もある。
©Nankodo Co., Ltd., 2011