発行日 2009年9月1日
Published Date 2009/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2009346682
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
71歳男性。患者は労作時息切れ、透析時の意識消失を主訴に、著者らの施設へ救急入院となった。精査の結果、両側椎骨動脈狭窄を合併した低左心機能・高度心拡大、中等度僧帽弁閉鎖不全症(MR)と診断され、心拍動下で冠状動脈バイパス術が施行された。その結果、術中・術後経過は良好で、術後1ヵ月には左心機能の回復、左室拡大の改善に伴い、MRも経時的に改善した。
©Nankodo Co., Ltd., 2009