気管・気管支形成手術の現況
気管・気管支形成 気管・気管支形成術21例の検討
南谷 佳弘
1
,
齋藤 元
,
小川 純一
1秋田大学 呼吸器外科
キーワード:
医学用イラストレーション
,
気道疾患
,
病的狭窄
,
腺癌
,
腺様嚢胞癌
,
肺腫瘍
,
扁平上皮癌
,
気管気管支形成術
,
管状肺摘除
Keyword:
Adenocarcinoma
,
Carcinoma, Squamous Cell
,
Constriction, Pathologic
,
Carcinoma, Adenoid Cystic
,
Medical Illustration
,
Lung Neoplasms
,
Respiratory Tract Diseases
pp.920-926
発行日 2008年10月1日
Published Date 2008/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2009016920
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1997~2007年に著者らが行った気管・気管支形成術21例について検討した。疾患は肺癌19例(扁平上皮癌14例、腺癌3例、腺様嚢胞癌2例)、炎症性気道狭窄2例であった。術式はスリーブ右上葉切除12例、スリーブ左上葉切除4例、スリーブ左下葉切除2例、スリーブ右肺摘除1例、気管形成2例であった。3例では肺動脈形成を併施した。術後に処置を必要とした合併症はみられず、肺結核による気管支形成術例以外は遠隔期の吻合部狭窄も認めず、経過良好であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2008