発行日 2007年9月1日
Published Date 2007/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2008008058
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症例1(72歳女)。不安定狭心症の診断で緊急カテーテルを施行した。術後3日目に大腸脈内バルーンパンピング(IABP)より離脱し、4日目に抜管、経過良好で経過退院した。症例2(64歳男)。不安定狭心症の診断で緊急カテーテルを施行した。術後1日目に抜管し、経過良好で軽快退院した。症例3(77歳男)。不安定狭心症の診断で緊急カテーテルを施行した。#9に冠血管形成術を施行し、2時間後に血圧低下が生じた。心タンポナーデの診断に至った。全身状態は徐々に悪化し、肺炎のため術後4ヵ月目に死亡した。症例4(78歳女)。急性心筋梗塞(側壁)の診断で緊急カテーテルを施行した。手術当日に再胸開止血術を要したが、以後は経過良好で軽快退院した。症例5(73歳女)。狭心症の疑いで診断目的にて待機的心臓カテーテルを施行した。冠急冠状動脈バイパス術を施行し、軽快良好で退院となった。
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