発行日 2007年6月1日
Published Date 2007/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2007226670
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症例1は生後5ヵ月の女児、症例2は生後9ヵ月の女児で、それぞれ完全型房室中隔欠損および心室中隔欠損に対する根治術後に肺高血圧の残存を認めた。いずれもsildenafil citrate(SIL)による治療では不十分で、エンドセリン-1受容体拮抗薬bosentan hydrate(BOS)経口投与を1.5mg/kg/day(1日2回に分割)で行った。肺高血圧の残存は否定され症状の改善を得ることができた。
©Nankodo Co., Ltd., 2007