発行日 2004年12月1日
Published Date 2004/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2005089238
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I型糖尿病患者に生じた肺ムコール症を経験した.抗真菌薬治療を行ったが副作用として心窩部痛が出現し,また炎症性腫瘤内に空洞形成を認めたことから外科的切除が必要と判断した.手術は両側下葉切除を二期的に行い,良好な結果が得られた.術前の適切な血糖管理が肺ムコール病変の沈静化に有効であった
©Nankodo Co., Ltd., 2004