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画像診断2022年3月号特集「膵癌早期診断のイノベーションを求めて」
竹原 康雄
1
1名古屋大学大学院医学系研究科
pp.922-924
発行日 2022年7月25日
Published Date 2022/7/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002938
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Q1.dual-energy CTやT1 mapping,magnetic resonance spectroscopy(MRS)などによる早期膵癌の予見ができるのかどうかを教えてください.
Q2.PanIN の状態を発見するために,人間の目よりも深層学習が役立つかもしれないという話が,とても興味深かったです.実際の研究などあれば,ご紹介いただけないでしょうか?
Q3.「早期膵癌のCTの特徴」および「早期膵癌のMRCP」:両者ともに提示されていた症例は,ほとんどが膵体尾部癌でした.膵癌の部位別の頻度を考えると,膵頭部癌の症例もあっていいはずです.膵頭部癌は早期発見が困難,あるいは,論文で書かれていた早期膵癌の画像的特徴が現れにくいのでしょうか?
Q4.「早期膵癌のMRCP」:主膵管の限局性狭窄・上流側の拡張・嚢胞性病変,限局性の膵萎縮・脂肪置換などの関節的な所見をみつけた場合,どのようなことを行えばよいのでしょうか?
Q5.PanINが疑われ,CTやMRIで経過観察をする際に,何か月ごとに撮影すればよいでしょうか? 特に,CTは被ばくや造影剤の影響も考慮するため,教えてください.
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