薬語図鑑-基礎薬学用語を現場で使える知識に訳してみました 第2部 臨床現場で見聞きする用語編
免疫
26 サイトカイン,インターフェロン
-細胞から分泌されるタンパク質はどのようなはたらきをするのか?
島﨑 学
1
1帝京平成大学薬学部薬学科 准教授
pp.662-663
発行日 2023年3月31日
Published Date 2023/3/31
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2023040084
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サイトカインとは
サイトカインとは,細胞から分泌される生理活性物質(タンパク質)の総称です.細胞間の情報伝達,また特異的な受容体に結合することで,免疫,炎症,生体防御において重要な役割を担っています.サイトカインの種類としてはインターロイキン(IL),ケモカイン,インターフェロン(IFN),コロニー刺激因子,細胞刺激因子,細胞壊死因子などがあります.以下に代表的なサイトカインの役割を記載します.
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