今月の主題 膠原病診療の実際
膠原病理解のための臨床免疫学
サイトカイン
戸村 好太郎
1
,
康 浩一
1
,
澤田 滋正
1
1日本大学医学部・第1内科
pp.1340-1341
発行日 1987年8月10日
Published Date 1987/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221031
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全身性エリテマトーデス(SLE),慢性関節リウマチ(RA)を含むリウマチ性疾患の病態として多クローン性B細胞活性化と抑制性T細胞の機能低下がいわれて久しいが,未だ結論は得られていない.昨今,Interleukin-1(IL-1),Interleukin-2(IL-2)などのリンフォカインの研究がすすみ,リウマチ性疾患の病態の解明も現在サイトカインレベルでの異常の研究へとすすんでいる.
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