特集 「がん治療継続」サポートの柱になる
より適切な選択へ導く「意思決定支援」を学ぶ 薬剤師が服薬説明を通してがん患者の意思決定支援を行う上で必要なポイント
東 加奈子
1
1東京医科大学病院 薬剤部
キーワード:
意思決定
,
抗腫瘍剤
,
患者の役割
,
腫瘍
,
医療従事者-患者関係
,
薬剤師
,
保健衛生知識, 態度, 実践
,
服薬指導
,
医薬品副作用と有害反応
,
患者報告アウトカムの判定
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Health Knowledge, Attitudes, Practice
,
Patient Reported Outcome Measures
,
Sick Role
,
Pharmacists
,
Decision Making
,
Neoplasms
,
Professional-Patient Relations
,
Drug-Related Side Effects and Adverse Reactions
pp.3426-3429
発行日 2021年11月5日
Published Date 2021/11/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2022030345
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<Key Points>◎薬剤師は服薬説明を通して患者の意思決定支援を行うことができる。◎がん患者の意思決定支援を行う上で必要なポイントは「患者の意思決定において望む役割を理解する」「患者の情報ニーズを探る」「薬物療法を評価する」「患者に向き合う知識を獲得し対話をするための技術を養う」ことである。◎患者の意向を聞き出し、意思決定支援を行うには多職種で関わることが重要である。
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