特集 「がん治療継続」サポートの柱になる
より適切な選択へ導く「意思決定支援」を学ぶ がん治療方針の意思決定支援 プロセスと、共有意思決定
西 智弘
1
1川崎市立井田病院 腫瘍内科
キーワード:
腫瘍
,
医療従事者-患者関係
,
薬剤師
,
アドバンスケア計画
,
ヘルスコミュニケーション
,
共同意思決定
Keyword:
Pharmacists
,
Decision Making, Shared
,
Neoplasms
,
Professional-Patient Relations
,
Advance Care Planning
,
Health Communication
pp.3422-3425
発行日 2021年11月5日
Published Date 2021/11/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2022030344
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<Key Points>◎パターナリズム、インフォームドコンセントと医療コミュニケーションが変化していくなかにShared Decision Making(SDM)が生まれた。◎SDMがすべての場面で最も優れたコミュニケーションという誤解があるが、使いどころは限られている。◎Advance Care Planning(ACP)は病気がない頃からのACP、病状に応じたACP、また死が近づいた時のACPに分けられる。◎ACPは特別なコミュニケーションではなく、日常会話の延長にもあるべき内容である。大きな病気がない時からも関われる薬剤師が日常的なコミュニケーションのなかからACPにつなげていくことが重要である。
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