Japanese
English
報告
助産師により提供される産褥期のケアに関する文献検討
Review about Intervention in Postpartum by Midwife
松永 佳子
1
Yoshiko MATSUNAGA
1
1東邦大学医学部看護学科
1School of Nursing Faculty of Medicine, Toho University
キーワード:
助産師
,
産褥
,
ケア
,
文献検討
,
Midlife
,
postpartum
,
care
,
review
Keyword:
助産師
,
産褥
,
ケア
,
文献検討
,
Midlife
,
postpartum
,
care
,
review
pp.23-30
発行日 2010年12月1日
Published Date 2010/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7011200015
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目的
施設助産師による産後1か月までのサービスプロトコルを作成することを目的に文献検討を行った。
方法
文献データベースを用いて「産褥」、「介入」、「助産師」というキーワードで文献検索を行った。その結果、日本語では159件、英語では69件が該当した。そのうち日本語では15件、英語では29件を分析対象とした。
結果
目的は、産後うつの予防、母乳栄養確立が主であった。実際に産後に提供されている主なケアは家庭訪問、電話相談であった。その時期は、退院後すぐから1か月程度までが中心であり、ハイリスクを対象にした場合、その期間が長期化している傾向にあった。家庭訪問と電話訪問の比較ではどちらも介入の効果に差がないという結果が多かった。
考察
検討の結果、経済的側面を考慮し、退院後2から3日目、さらに2週間目に電話訪問にてスクリーニングを行ない、必要であれば受診をしてもらうというサービスプロトコルを提案したい。
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