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特集「デジタルトランスフォーメーション(DX)が変える老年看護学教育・実践・研究のいま」
VRを活用した認知症・看取り等の体験型研修の実践とその効果
Practice and Effect of VR Training Program of Dementia and End-of-life Care
下河原 忠道
1
,
黒田 麻衣子
2
,
大野 彩子
2
Tadamichi Shimogawara
1
,
Maiko Kuroda
2
,
Ayako Ono
2
1株式会社シルバーウッド代表取締役
2株式会社シルバーウッドVR事業部
1SILVER WOOD Co., Ltd., representative director
2SILVER WOOD Co. Ltd.
pp.30-35
発行日 2023年7月31日
Published Date 2023/7/31
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
Ⅰ.はじめに
サービス付き高齢者向け住宅「銀木犀」を運営する当社が,2016年に開発した「VR認知症」は,VR(virtual reality:仮想現実)で認知症の症状を本人視点に立って「体験」する体験型の研修プログラムである.全国の医療・介護専門職,学生,地域住民等を対象にした研修や授業等で活用され,現在は認知症のみならず看取り・がん・発達障害・視覚障害・LGBTQ・ワーキングマザーなど,他者のさまざまな視点をVRで体験する研修プログラムとして展開し,体験者数は11万人を超えた.本稿では認知症と看取りのVR研修プログラムによる看護教育の効果を紹介する.
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